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2018.1.30 新千歳〜新御茶ノ水

1週間前に運良くけやき坂46武道館公演初日のチケットが取れたので、0泊2日の強行軍で行ってまいりました。
朝の新千歳空港。航空機の氷や雪を落とす作業が朝日に映えるのはこの時期ならではの光景。


 朝一の茨城行きで飛びます。1週間前でも6000円以下で航空券が取れただけあって半分も乗ってないくらいのガラガラぶりでしたね。よく考えたら雪まつり前の閑散期の平日ですわ。

 着陸するときにやたら揺れたせいで若干酔い気味でしたが茨城空港着。着陸直前に霞ヶ浦を見下ろしながら低空で旋回した時は「墜落するんじゃないかこいつ」と思うくらいにはヒヤヒヤしましたね。夏でも恐怖体験や怪談はご勘弁なのに、このクソ寒い冬場にこれは凍死しちゃいますよ...。



茨城空港から東京都心に抜けるとなると関東鉄道のバス(茨城発着の搭乗券や航空券などを持ってれば500円)が公共交通機関では王道です。しかし、昨年中に往復乗ってることや若干酔い気味だったことで首都高6号線や埼玉1号線の渋滞にハマることが目に見えている上に途中の停留所も休憩もないバスはしんどいと判断したので回避。石岡駅行きの路線バスに乗ります。

このバスは途中旧小川町の集落を通り抜けた後、鹿島鉄道線の廃線跡を利用したバス専用道路を石岡駅まで走行します。途中もそんなに信号に引っかかった訳ではないですが、バス専用道路に入るといよいよ快走し始めましたね。途中一般道と交差するところは減速したり一時停止したりしましたがそれ以外は止まることなく石岡駅まで走り抜けました。路面状況も比較的良さそうでした(がバス自体は結構揺れました。車両が古いせいか私の飛行機酔いのせいかは定かではない...)

なお、快走した理由はもう1つありまして...

茨城空港から石岡駅まで全区間乗客が私1人だけでした!

色んな路線バスに乗ったことありますが、全区間乗客自分だけっていうのは初めてでした。北海道の田舎の路線バスでもその経験はしたことないぞ...。そりゃ停車時間少ないし、鉄道は廃止になるわ。
 石岡駅のバス専用道路直結のバス乗り場 かつての鹿島鉄道石岡駅跡地
 こんな看板も

石岡駅からは常磐線で我孫子まで。電車だとそんなに酔わないんですよね。
我孫子ではホームの立ち食いそば屋「弥生軒」の名物のから揚げを食しました。2個注文したはずですがおまけでもう1個頂いて計3個に。から揚げ自体がどんぶりからはみ出る程大きい上に蕎麦つゆに浸っているので非常に腹持ちが良かったです。味もさすが評判になるだけの美味しさでした。
我孫子駅からは常磐線で一路千代田線の新御茶ノ水駅まで。そこから武道館までふらふら散歩することとしました(たいした距離でもないし)

(続)


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